「パーマネント野ばら」 虎ノ介さん感想

２つ目に行った「ボストン美術館展」が
混雑してるわ、会場が狭いわで、
ゆったり鑑賞できず、イライラ・・・

早々に退場して
有楽町で「パーマネント野ばら」を見てきました

「ヒサシ（漢字は寿史）」のような役は
どこかに「お上品さ」が残って
「チープ」感が出せない役者さんもいますが
虎ノ介さんは違いましたね

「ヒサシ」＝虎ノ介でした

あの濃い顔立ちからは
「若い頃はブイブイ言わせてました」感と
「今でも十分オレはイケてる」妙な自信がにじみ出ていて
あの町と違和感なし

スケコマシ・安っぽい・Ｃ級・お金にルーズ・意気地なし・チャラ男

サイテー形容詞がぴったりだけど
たまに見せる優しさと甘えた表情で
全てを許してしまいたくなる男、ヒサシ

みっちゃんとの別れのシーンでは、
こんな表情して、こんなことしたら
女は誰でも許してしまうわ
ズルイ男だよ＞ヒサシ

この男は爺サンになっても、女を口説いてるんだろうね

短い出演時間でしたが
虎ノ介さんファン以外にも印象が残ったのでは？
そう思わせる、いい演技でした。

映画全体の感想はネタバレになるので、書きませんが
時にはクスっと笑えて、最後には切なくてウルッとくる、いい作品でした

レンタルが出たら、もう一度見てみたいなあ